中世というからには、プログラムはグレゴリオ聖歌なのかしらん?と思いつつホールに向かいましたが、ルネサンスやバロック、そしてその時代のシャンソンという楽しいプログラムでした。
美しい4度、5度のハモり、旋法、ポリフォニーの世界。歌うの難しいでしょうねえ。でもハマったときには、とても気持ちのいいものなのでしょうねえ。
第2部では、ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏とバロック・ダンス。宮廷貴族を模したバロック・ダンスは何度か見たことがありますが、今日のダンスはパントマイムも入って、とても軽やか。
ピアノレッスンの音楽史は、バロックから始まってしまう(それ以前にピアノはありません)ので、疎くなりがちな中世やルネサンスの音楽。ときどき触れないといけませんね。
《Program》
第1部
Ave Christe immolate
Missa L'ami Baudichon (Josquin des Prez)
第2部
Prelude
Les voix humaines
Les folies d'espagne(Marin Marais)
平尾 雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
松本 更紗(バロック・ダンス)
第3部
Je voy des glissantes eaux
Mignonne, allon voir si la Roze
Margot, raboures les vignes
Ce ris plus doux
Pourquoy donc ne fringuerons nous
Le Printemps
セコメントをする